京都市内に住む50代の女性が、有名実業家をかたる人物にSNS上でうその投資話を持ち掛けられ、約3300万円の詐欺被害に遭ったことがわかりました。

 警察によりますと、京都市に住む50代の女性は今年2月、SNS上で有名実業家をかたる人物から嘘の投資話を持ち掛けられ、専用の投資アプリをダウンロードした上で、5月8日までに計10回、総額約3300万円を指定された銀行口座に振り込んだということです。

 アプリ上では利益が出ているように表示されていたため、現金を引き出そうとしたところ、「高額なので引き出せない」などと言われ、不審に思い、5月17日に警察に相談したということです。

 警察庁によりますと、SNSを使った投資詐欺の被害額は今年1月から3月までの間に全国で1700件、約219億3000万円に上り、被害の半数は著名人や投資家などをかたるバナー広告などを通じて投資に誘われたものだということです。

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