ノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士の旧邸宅が交流施設として活用されることになりました。

 日本人初のノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士が晩年の約24年間暮らした京都市左京区にある旧邸宅。湯川博士が様々な人と交流や議論を深めた場所として知られています。

 旧邸宅は2021年に建設会社の長谷工コーポレーションが買い取り、京都大学に寄付されました。そして、建築家の安藤忠雄さんとともに無償で改築し、今年3月に工事が完了したということです。

 (建築家 安藤忠雄さん)「日本の国のいわゆる木造の原点はしっかり形にしたいと思っていました」

 今年秋ごろから湯川博士の功績を伝えたり研究者らが交流したりする施設として活用される予定です。

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