次の衆院選に向けて、社民党は17日、大分3区の公認候補として元大分市議会議員の女性を内定したことを発表しました。

社民党の福島みずほ党首は17日、参院議員会館で会見を開き、次期衆院選に党公認候補として3人の擁立を内定したことを明らかにしました。

このうち、大分3区には県連合常任幹事で元大分市議会議員の小野祥美さん(69)を擁立する方針です。小野さんは去年4月の大分県議選の大分市選挙区に出馬し、落選しています。

一方、大分3区にはすでに、自民党現職の岩屋毅さんと参政党新人の矢竹ゆかりさんが出馬を決めています。さらに、立憲民主党県連は元由布市議会議員で東京都内に住む小林華弥子さん(56)を擁立する方向で調整していて、あさって開かれる幹事会で判断する方針です。

国政選挙について、県内ではこれまで立憲民主党や社民党を含む5者協議で野党系の候補者を調整してきました。小林さんと小野さんが立候補することになれば、県内の野党勢力が分裂することになり、今後の政治情勢にも影響する可能性があります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。