今年(2024年)2月、熊本県宇土市の市道で事故を起こした男と、身代わりになった男が逮捕されました。

道路交通法違反(無免許運転、事故不申告)の疑いで逮捕されたのは、宇土市立岡町(たておかまち)の会社員、林田永遠(はやしだ とわ)容疑者(25)です。

また、犯人隠避の疑いで、益城町の建設業、木村廉(きむら れん)容疑者(23)も逮捕されました。

警察によりますと、林田容疑者は今年2月12日午前7時ごろ、無免許で家族名義の軽乗用車を運転。宇土市岩古曽町(いわこそまち)の市道で右折しようとして、直進中の乗用車として衝突する事故を起こしましたが、警察に報告しませんでした。

乗用車の運転手が「衝突されたが、相手の運転手がいない」と110番通報し、警察が駆け付けた後に、林田容疑者は現場に戻りましたが、「事故を起こしたのは自分ではない」とうその説明を行った疑いが持たれています。

またその後、林田容疑者の知人の木村容疑者が「俺が運転して事故を起こした」と身代わりとなって、警察に事故を申告したということです。

しかし、木村容疑者が事故の状況などを警察に詳しく説明できなかったことなどから、不審に感じた警察が捜査を進めていました。

警察の調べに対して林田容疑者は黙秘し、木村容疑者は「身代わりになりました」と容疑を認めているということです。

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