LINEに表示された証券会社のアナリストを名乗る人物を信用した70代の女性が、16日までに5000万円をだまし取られる被害にあっていたことがわかりました。
富山南警察署によりますと2月初旬、富山市内の70代の女性のスマーとフォンに、証券会社のアナリストを名乗る人物のLINE広告が表示されたことから、女性は友達登録をしました。
すると、その人物が紹介してきたアシスタントから「金の取引は利益が高い。」とすすめられ、取引サイトのカスタマーサイトを紹介されました。
女性はLINEを通じて指定された口座に複数回にわたり現金を振り込むと、当初は取引サイト利益が出ているような表示がされました。
しかし、4月中旬を最後にアシスタントらと連絡が取られなくなった上、サイトにもアクセスできなくなり、詐欺の被害に気付いたということです。被害総額は約5000万円です。
警察は、SNS等で投資話を持ち掛け、高配当等をうたい指示した口座に現金を振り込ませるのは詐欺の手口だとしています。
その上で、うまい話には乗らないことと、SNS上でお金を請求されたら一人で悩まず、家族や警察に相談するよう呼びかけています。
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