能登半島地震による漁業への被害も大きい中、高級食材「能登とり貝」の初競りがけさ、金沢市で行われ、過去最高となる2万5000円の値が付きました。

身が大きく肉厚で上品な甘みが特徴の石川県・七尾湾特産の「能登とり貝」。県漁協かなざわ総合市場では、319個が初競りにかけられました。

このうち、重さが200グラム以上で形の整っている最高ランク「プレミアム」1個についた値段は…

「2万5000円」

金沢市の鮮魚店が去年より1万円高い過去最高値の2万5000円で落札しました。

金沢上島商店 市村祐太郎 店長
「一番良いとり貝を高値で、震災の復興のためにと思って買った」

地震により、いかだや養殖用のロープが被害を受けたことから、今年は例年より2割ほど出荷量が減る見込みだということです。

能登とり貝の出荷は来月下旬まで行われます。

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