1億2000万円余りを脱税した罪に問われている半導体関連企業の代表らの初公判が開かれ、代表の男は起訴内容を認めました。

法人税法違反などの罪に問われているのは、熊本県熊本市南区の半導体製造設備会社代表、坂口雅臣(さかぐち まさおみ)被告(50)です。

起訴状などによりますと、坂口被告は取引業の男と共謀して架空の外注加工費を水増しするなどして、2019年からの3年間で約3億6400万円の所得を隠し、約1億2700万円を脱税した罪などに問われています。

5月15日の初公判で起訴内容を認めた坂口被告は、脱税で得た金について「会社の運転資金や身内への資金援助などに充てた」としました。

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