北海道小樽港に着岸している貨物船の44歳のロシア人船員の男が、船内で大麻を所持していたとして、14日小樽海上保安部に逮捕されました。

 大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、ロシア船籍の貨物船の船員、ラストチキン アレクサンドル容疑者44歳です。
 ラストチキン容疑者は、小樽港に着岸中の貨物船の中で、大麻3.09グラムを所持した疑いが持たれています。

押収された大麻3.09グラム(提供:小樽海上保安部)

 小樽海上保安部によりますと、7日午後、税関職員が船内検査をしたところ、ラストチキン容疑者の衣服のポケットから大麻のような植物片が見つかったほか、8日にはベッドのすき間からも同様の植物片が見つかりました。

衣服のポケットやベッドのすき間から発見

 そして鑑定の結果、見つかった植物片はいずれも大麻と判明しました。

ラストチキン容疑者はロシアで購入したものと説明

 小樽海上保安部の取り調べに対し、ラストチキン容疑者は、ロシアで購入したものと説明しているということです。

小樽海上保安部

 小樽海上保安部は、ラストチキン容疑者を14日逮捕し、使用実態などを詳しい状況を調べています。

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