山梨県南アルプス市の業者が届け出の20倍にあたる建築廃材を北杜市内に保管していた問題で、警察はこの業者を週内にも書類送検する方針を固めました。



この問題は、南アルプス市の解体業者が県に届け出た量の20倍にあたる、およそ4200立方メートルの木くずの廃材を北杜市武川町に保管していたものです。

警察はこの業者の40代の社長と従業員のあわせて2人を廃棄物処理法違反の疑いで週内にも書類送検する方針を固めました。



この業者に対し県は去年11月、改善命令を出していて、5月14日、改善命令に沿って木くずが全て運び出され適正に処理されたことを確認したと発表しました。

また、この問題をめぐっては法律の専門家らでつくる検証委員会が行政指導の遅れや関係機関の連携不足を指摘し県は体制を見直し再発防止を図る方針です。

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