JAつがる弘前は、リンゴ貯蔵施設で被害額が2億円を超える盗難があったことについて説明会を開き、組合員からは憤りを残しながら対応に理解を示す声も上がりました。

JAつがる弘前は14日の夜、管内の4か所で説明会を非公開で開き、組合員に盗難事件に関する最終報告書を説明しました。

盗難の回数は2023年6月までに約280回で、最終的な被害は2億2466万円余りになりました。

説明会では、JAが被害を受けた農家にできれば4月末にも自己資金で建て替える形で賠償を始めることを説明し理解を求めたとみられます。

説明受けた組合員は
Q.組合長の説明は納得できたか?

「半分半分だな」

「盗難された分の金額は生産者に賠償するということで、私たちは金額的には納得しました。最終的には、組合員も負担を負う形になるかもしれないが、それはどうもしかたがない」

JAは、被害の全額回収に向けてすでに有罪判決を受けている元従業員5人などに対して、近く損害賠償請求の裁判を起こす予定です。

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