捜査関係者によりますと、長野県駒ヶ根市の総合建設業ヤマウラをめぐる不正支出事件で、警察は1億8300万円を横領した疑いで、すでに逮捕・起訴されている元社員の男と長男を再逮捕しました。

2人が逮捕されるのは3回目です。

業務上横領の疑いで再逮捕されたのは、ヤマウラの元社員・村田浩幸容疑者と、長男の俊樹容疑者です。

2人はヤマウラの子会社である「ヤマウラ企画開発」の口座から2022年7月上旬に現金1億円を、2023年1月下旬には8300万円を俊樹容疑者の会社の口座に振込し、横領した疑いがもたれています。

2人はこれまでに同様の手口などで、現金3億6000万円と、2億9000万円余りを
横領した罪で逮捕起訴されていて、今回が3回目の逮捕となりました。

ヤマウラの報告書によりますと、不正支出は総額26億円余りにのぼるとされています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。