今年2月に行われた早稲田大学の一般入試で、男子受験生が試験中、眼鏡型の通信機器「スマートグラス」を使って入試問題を外部に流出させていたことがわかりました。

警視庁によりますと、都内に住む男子受験生(18)は今年2月、早稲田大学の一般入試の試験中、メガネフレームに小型カメラが付いた「スマートグラス」を使い、入試問題を外部に送信した疑いがもたれています。警視庁は近く、偽計業務妨害の疑いで書類送検する方針です。

警視庁によりますと、男子受験生は撮影した入試問題の画像を手元のスマートフォンに転送し、SNSを通じて複数人に送信。そのうちの1人が大学側に不正があったと情報提供して事件が発覚したということです。

男子受験生は任意の取り調べに「共通テストの結果が悪く国立大学に落ちた。他の大学も落ちることが不安で不正を思いついた」という趣旨の話をしているということです。

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