阪急阪神ホールディングスなどは、宝塚歌劇団の改革に対する取り組みの進捗状況をホームページで公開しました。

すでに実施済みの策として、1週間当たりの公演数を10回から9回に削減することや、カウンセラーが週3日常駐する常設カウンセリングルームの開設、また、劇団専用の外部相談窓口を開設して、主に弁護士に相談できる体制などが敷かれているということです。

また、今年度から新たに始めるものとして以下の内容が挙げられています。

・2024年4月~活動時間管理の強化:宝塚大劇場の楽屋口にセキュリティゲートを設置して入退館時間を記録。入館を遅らせ退館を早めて在館可能時間を短縮する

・2024年4月~内部監査体制の強化:阪急電鉄の内部監査部に宝塚歌劇団担当を配置して、定期的に業務監査を行う

・2024年7月~新人公演の見直し:実施日を従前から1週間遅らせ、本公演準備に集中できるよう、新人公演の稽古開始日を変更する

このほか、阪急電鉄では、外部有識者で構成されるアドバイザリーボードを2024年4月に設置し、改革の内容について助言をもらいながら、今後の劇団運営などに生かしたいとしています。

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