各地で動物たちが出産や誕生シーズンを迎えています。青森県八戸市では、ウミネコのヒナが誕生していて、親鳥たちが子育てに勤しむ光景が広がっています。

ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている八戸市の蕪島には、2024年も約3万羽のウミネコが飛来しています。5月8日に最初のヒナが、ふ化しているのが確認されてから、島では誕生ラッシュとなっています。

やわらかい毛で覆われた体長10cmほどのヒナたちが、すくすくと成長していてます。親にエサをねだるような仕草をするかわいらしいヒナたちと、ヒナを守ろうとする親鳥たちの声が響き、島は賑やかさを増しています。

ウミネコ保護監視員 高橋瞭さん
「(ヒナは)例年通りふ化してますね。例年よりも多い感じはしますね、卵に関しては、いまの時期ウミネコは大変気が荒くなっておりますので、遠くからちょっと見守っていただければと思います」

蕪島の菜の花も満開に近づく中、ウミネコのヒナは、約2か月で親鳥と同じくらいの大きさに成長し、7月中旬~8月にかけて北へ旅立っていくということです。

※ウミネコのヒナの可愛らしいシーンは【詳しく写真を見る】のリンクからご覧いただけます。

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