奄美市は14日、ペットと一緒に過ごせる避難所を設置する協定を結びました。ペット同伴者だけの避難所を設置するもので、県内初の取り組みです。

協定を結んだのは、奄美市とペット愛好家らでつくる「奄美大島ペット防災の会」です。

災害時に市が3か所の公共施設を用意し、ペット同伴者だけの避難所を設置するもので、「ペット防災の会」が運営にあたります。鹿児島県によりますと、県内でペットと一緒に寝られる避難所の設置は初めてです。

(奄美市・安田壮平市長)「ペットの飼い主さんも安心して災害時に避難できる、そういうケースが増えていければと思っています」

(奄美大島ペット防災の会 久野優子会長)「(ペットを)飼っている方にとっては家族と一緒なので、飼っていない人たちとの温度差も分かっていて、温度差をなくしていくのが必要だと思っている」

奄美市には現在、115か所の避難所があり、今後要望があれば、ペットと一緒に過ごせる避難所を増やすことも検討するとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。