ホルモン無人販売店に現れたのは…

岐阜市入舟町にある、ホルモンの無人販売店の防犯カメラの映像には、8日午後7時40分過ぎ、店に入っていく人物の姿が。白い帽子の下にはフードのようなものをかぶり、マスク姿で顔はほとんど見えません。

白い帽子の人物は、冷凍庫を開け、商品の豚のホルモンなどを次々に手に取り、かごの中へ…その後店の奥に移動し、こちらでも1袋1000円の牛ホルモンや、タンを1袋、2袋、3袋、4袋…と、かごに入れていきます。焦っているのか、商品を落とす場面も。

置いていったのは「1000円」だけ

かごに入れた商品は15袋以上、あわせて1万円以上にのぼります。しかし!この人物がタレをわしづかみした後、置いていった金額は…たったの「1000円」でした。


(24h無人ホルモン直売所入舟店 高井恵里華店長)
「入店する際に持っていた買い物袋を見せの外に置いて、帽子も深くかぶって、そういう(万引きする)つもりで来たんじゃないか」

白い帽子の人物は、入店からわずか3分ほどで立ち去りました。

(高井店長)
「たまたま集金に来た時に、冷凍庫が開いていた。かごも置いたままで、おかしいなと思って気付いた」

「とにかくお金を払いに来て」

店側は、店の外と中にあわせて5つの防犯カメラを設置していました。平日1日分の売り上げに相当する被害額に店長は。

(高井店長)
「まさか被害に遭うとは思っていなかった。そういうお客さんがいるのは悲しい現実だなと。とにかくお金を払いにきていただけたら助かる」

店側は8日、警察に被害届を提出。警察による捜査が始まっています。

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