県の無形民俗文化財「三次の鵜飼」で活躍するウに、新たに3羽が仲間入りしました。

三次市の共同飼育場に届けられたのは、茨城県日立市で捕獲されたウミウ3羽です。生後1年未満で、体重は2キロ程度。鵜匠によってカゴから取り出されると元気に羽をバタつかせ、与えられた魚を飲み込んでいました。

「三次の鵜飼」のウは、これでウミウとカワウをあわせて26羽となりました。

新たに仲間入りした3羽のウミウは川で水に慣れたり、魚を捕ったりする調教を経て、2年後にデビューする予定だということです。

鵜匠 角浜義郎さん
「やっぱり戦力になってくれればいい。本当に1匹でも多めに魚を捕ってくれたら、自分もうれしいし、お客さんも喜んでくれるので。頑張って調教していきます。今から」

「三次の鵜飼」の遊覧期間は6月1日から9月10日までです。

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