新潟県内の地銀2行の23年度の純利益は貸出金利息や有価証券運用益の増加などにより第四北越フィナンシャルグループが3年連続、大光銀行は2年ぶりに増益となりました。

第四北越フィナンシャルグループの純利益はおよそ212億円で、前年度から34億円増え3年連続の増益になりました。

貸出金利息や有価証券運用益の増加などが大きな要因です。

一方、ゼロゼロ融資の返済ピークが及ぼす影響について殖栗道郎 社長は…
【第四北越FG 植栗道郎 社長】「一概には言えないが全体感で見ると(企業の)資金繰りは総じて窮屈なところは少なく、安定しているというふうに見受けられる」

また大光銀行の純利益も前年度から4億円増えたおよそ17億円で2年ぶりに増益になりました。

【大光銀行 石田幸雄 頭取】「金利が上昇すれば貸出金利息、有価証券利息は増加するということで、その原資となる預金の重要性が高まっていくと考えている」

なお、大光銀行は6月25日付で石田幸雄 頭取が会長、川合昌一 専務が頭取に就任します。

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