観光業界などへ強い影響力を持つASEANTA(アセアンタ)=東南アジア諸国連合観光連盟が、札幌市で行われる総会を前に秋元札幌市長を表敬訪問し、観光に関する情報交換など互いの協力体制を確認しました。

 9日秋元市長のもとを訪れた「ASENTA」は、東南アジアの10か国が加盟する団体で、政府観光局をはじめホテル業や旅行業、航空会社などが所属する観光に強い影響力を持つ団体です。

札幌市役所(9日午前)

 札幌市で行われる「ASEANTA」の総会を前にインドネシアのエディ会長と秋元市長が懇談し「互いの観光資源を認識し合う素晴らしい機会になればいい」と意気込みました。

札幌市役所(9日午前)

 「ASEANTA」加盟団体以外の国での総会開催は珍しいということで、去年9月に秋元市長がマレーシアを訪れた際のトップセールによって実現しました。

ASEANTAエディ会長

 エディ会長は「札幌は東南アジアの国々から訪問したいと思われている地域。円安の影響で来やすくなり、札幌にとっても利点になるのでは」と話しました。

秋元札幌市長

 一方、秋元市長は「直行便が増えてくると双方行き来がしやすくなる。コロナが流行期が明けて、徐々に人の流れが増えてきているので、それぞれの地域の直行便が増えるよう頑張っていきたい」と話し、互いの連携体制を確認しました。

札幌市役所(9日午前)

 「ASEANTA」のメンバーは表敬訪問の後、大倉山ジャンプ競技場や北海道神宮など市内の観光スポットを視察する予定で、札幌市は今回の視察などを経て観光客を誘致したい考えです。

札幌市役所(9日午前)

 

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