奈良市の西大寺では4月13日、大きな茶碗でお茶を味わう「春の大茶盛式」が行われました。

 顔がすっぽり収まる直径40cmほどの巨大な茶碗。重さは約6kgで、持ち上げるのも一苦労です。「大茶盛」は、鎌倉時代に僧侶・叡尊上人が神社に供えたお茶の残りを参拝者にふるまったのが始まりとされ、この茶碗でお茶を飲むと無病息災で過ごせると言い伝えられています。今年は、コロナ禍以降4年ぶりに回し飲みをする本来の形式で行われました。

 (参加者)「めっちゃ重かったです。ちょっと大きすぎます」
 (参加者)「私はどんくさいのですが、できてすごくうれしかった」

 大茶盛式は14日も行われます。

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