岐阜県美濃加茂市議会の副議長が、オーストラリアにある姉妹都市の市長の娘の下腹部にマイクを近づける不適切行為をしていたことが分かりました。

(美濃加茂市議会 永田徳男副議長 71歳)
「(歌っていたのは)ロックンロールだから(手を)こういうふうにやって、そのときに(そう)なったのかもしれませんが」

美濃加茂市議会の永田徳男副議長71歳。不適切な行為があったとされるのは、4月3日。美濃加茂市の姉妹都市オーストラリア・ダボ市のマシュー・ディカーソン市長の歓迎会の二次会でした。

市内のスナックで行われたこの会には、ディカーソン市長と一緒に訪れていた家族、市の関係者ら約20人が参加。そこでのカラオケで、永田副議長が市長の娘の下腹部にマイクを近づける不適切な行為をしていたというのです。

(永田副議長)
「私としては盛り上げるというつもりで頑張った。ただ酒が入っていたので、若干よろけたところがあったかもしれない。そのような思いは決してなかった」

二次会が行われたスナックの店員は、CBCテレビの取材に対し「永田副議長は場を盛り上げようと歌って踊っていた。酔っている様子だったが泥酔ではない。行為の瞬間は見ていない」などと話していました。

同席した議員がその場を撮影したという動画を見た、藤井浩人市長は、ディカーソン市長宛てにメールで謝罪文を送ったということです。

(藤井浩人市長)
「マイクが当たるか当たらないかくらいまで近づいていて、相手も少しびっくりしていた。ご両親をはじめ、近くの人は動揺、困惑していたと。相手に不快を与えてしまう行動だとして謝罪が必要だと判断した」

街の人は…

(30代男性)
「品位に欠ける行為で残念」
(60代女性)
「その相手に限らず他でも、もしかしたらやっているかも」

市議会は9日に全員協議会を開き、この問題について今後の対応を検討する予定です。

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