ニセの覆面パトカーに乗り、緊急走行を装って福岡市天神の交差点の赤信号を無視した上、タクシーとの衝突事故を起こし4人にけがをさせたとして会社員の男2人が危険運転傷害の疑いで逮捕されました。事故当時、会社員の男2人は、ニセの覆面パトカーに赤色灯を付け、サイレンを鳴らしながら「交差点に進入します」などとアナウンスしていたとということです。

逮捕されたのは24歳と25歳の会社員

危険運転傷害の疑いで逮捕されたのは、長崎市西町に住む会社員・本村陸容疑者(24)と北九州市八幡西区御開に住む会社員・仰木康汰容疑者(25)です。

本村容疑者ら2人は、2月17日午前1時半ごろ、ニセの覆面パトカーに乗り、緊急走行を装って福岡市天神の交差点の赤信号を無視した上、タクシーとの衝突事故を起こし運転手と客あわせて4人にけがをさせた疑いが持たれています。けがをした4人は、軽傷だということです。

赤色灯&サイレン「交差点に進入します」アナウンスも

警察によりますと、ニセの覆面パトカーに乗っていた本村容疑者ら2人は、赤色灯を付け、サイレンを鳴らしながら車を走行させていて交差点では、「交差点に進入します」などとマイクを使ってアナウンスをしていたということです。

「職質が見たくて、パトカーを追いかけていた」

取り調べに対し、本村容疑者ら2人は、「警察の職務質問が見たくて、パトカーを追いかけていた」などと話しているということですが、警察は、2人の認否については明らかにしていません。

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