新潟県 弥彦村の小学生が『伊弥彦米(いやひこまい)ゼロ』というコメの苗の手植えに挑戦しました。地球にやさしい『伊弥彦米(いやひこまい)ゼロ』とは?

時折雨が降る中、裸足で田んぼに入った弥彦小学校の子どもたち。ぬかるむ田んぼに悪戦苦闘しながら一生懸命植えているのが、『伊弥彦米(いやひこまい)ゼロ』です。

『伊弥彦米ゼロ』は農薬と化学肥料を一切使わず育てるコシヒカリで、SDGsに対応した循環型農業の取り組みを子どもたちに知ってもらおうと弥彦村などが企画しました。

【小学生は】「やってみたら楽しい。根っこが全部埋まるようにするのがポイント」

【小学生は】「ずっとこれを続けている人はすごいですね」
収穫した『伊弥彦米(いやひこまい)ゼロ』は給食として食べるということです。

子どもたちの田植えの前には豊作と農作業の安全を祈願して御田植え祭(おたうえさい)も行われました。

去年、JA新潟かがやきの検査では弥彦村産のコシヒカリのおよそ95%が猛暑の影響を受け3等米となりました。

【JA新潟かがやき弥彦支部 浅野宏介 支部長】「去年は悪天候の影響で1等米がほとんどない体験したことがない年だった。弥彦の神様にお願いして今年は豊作になってくれたらと思っています」

今年も猛暑が予想される中、コシヒカリから早生品種に代えた農家もいたということです。

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