宮城県栗原市の自動車販売店に侵入し現金を盗んだとして4月、逮捕された男が塩釜市内の事務所にも侵入し、現金345万円などが入った金庫を盗んだとして、再逮捕されました。

窃盗などの疑いで再逮捕されたのは大崎市鹿島台木間塚の建設作業員、武田雄輔容疑者(31)です。

警察によりますと、武田容疑者は、4月1日夜から翌2日午前にかけて、塩釜市内の事務所に侵入し、現金およそ345万円などが入った金庫1台を盗んだ疑いが持たれています。警察の調べに対し武田容疑者は容疑を認め、「お金が欲しくてやった」などと供述しているということです。

武田容疑者が侵入した事務所が入る建物は当時、外壁工事のため周囲に足場が組まれていて、武田容疑者は足場をつたって2階の事務所に上がり施錠されていない窓から侵入したとみられています。

武田容疑者は2021年にも栗原市の自動車販売店に侵入し、現金およそ50万円などを盗んだとして4月、逮捕・起訴されています。県内では、県北部や仙台市内などで2019年以降、事務所から現金などを盗まれる被害が少なくとも10件確認されていて、警察が関連を調べています。

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