クラフトビールの製造・販売を手がける長野県軽井沢町のヤッホーブルーイングが、佐久市に新たな物流拠点を構えました。
目指すのはシェア拡大です。


ヤッホーブルーイングは「よなよなエール」などのクラフトビールを手がけ、ビールの国内シェアは現在6位です。

ヤッホーブルーイン グ高野隆之(たかゆき)さん:
「若者のアルコール離れなどでアルコール市場全体は下がっているが、クラフトビール市場はすごく伸びていまして、その需要の拡大に対して我々もしっかりとした出荷体制を構築しなければいけない」

小諸市から移転した新たな物流拠点は上信越道の佐久インターから車で数分。

別々の場所にあった法人営業、通販の受注、出荷の3つの部署を集約したほか、倉庫を従来の1.5倍に広げ、作業の効率化を図りました。

これで従来の3倍の出荷量に対応できる体制が整ったということです。

ヤッホーブルーイング 高野隆之さん:
「今後のクラフトビール市場の拡大に貢献できたらと考えております」

業界団体でつくる協議会が行った調査では、クラフトビールの出荷量は2019年度に比べて2022年度には24%増えていますが、ビール系飲料全体に占めるシェアはまだ1割ほど。

ヤッホーブルーイングは市場の拡大とともに、ビールの国内シェアでも数年以内にトップ5入りを目指すとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。