7日、那覇市役所で不審物がみつかり、市役所は約3時間全館閉鎖となり2000人を超える市民や職員が避難しました。不審物は旅行者の忘れ物だったということでその後、安全が確認されました。
那覇市役所などによりますと、7日午後0時半ごろ市役所1階で置き去りにされたスーツケースが見つかりました。
数回にわたり館内アナウンスをしましたが持ち主が現れなかったことに加え、市の文化施設に対し爆破予告があったことから、その後警察に通報したということです。
市役所は全館閉鎖となり職員や市民など2000人以上が隣接する小学校などに避難しました。
避難した市職員
「ゴールデンウィーク明けで業務がどうなるのか不安です」
近隣小学校の保護者
「たまたま自分が仕事終わる時間帯だったので、すぐに迎えに来られたんですけど、仕事中だとすぐに迎えに来られないからそれを考えると怖いな」
警察が調べたところ「爆発物などではない」と安全確認が取れたため、午後4時過ぎに避難指示が解除され業務を再開しました。
市役所の利用者
「ただただびっくりしているだけです。何が起きたのかなと」
市職員
「何事もなくて、大事にならずに良かった」
警察によるとスーツケースは旅行者の忘れ物で、受け取りに来た持ち主に返却済みだということです。
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