新潟市中央区で7日午前8時前、横断歩道を渡っていた小学生の女の子が車にはねられました。女の子は足を骨折した疑いがあり、運転していた48歳の男が現行犯逮捕されています。

新潟市中央区南浜通の、信号機のある丁字路交差点。
現場付近の防犯カメラが捉えた映像では、女の子が横断歩道を渡り始めたところで右折してきた車にはねられ、女の子が道路に倒れ込んでしまう様子がわかります。

【記者レポート】
「新潟市役所方面から進んできた車は、こちらの交差点を右折しようとして、あちらの横断歩道にいた小学生とぶつかったということです」

警察によりますと、横断歩道を渡っていた登校中とみられる小学3年生の女の子が、丁字路を右折してきた乗用車にはねられ、女の子は右足を骨折した疑いがあり病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

現場付近の防犯カメラの映像では、女の子が横断歩道にさしかかったとき、女の子側の信号は青だったのが分かります。

そして女の子が半分まで渡ると信号は黄色に…。その直後、スピードを落とすことなく車が向かってきました。車は女の子をはねた直後に停車。その車の方向からは、1人の男性が女の子に駆け寄ってくる様子が見て取れます。

警察は、車を運転していた新潟市中央区の会社員の男(48歳)を、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。警察の調べに対し男は「小学生にけがをさせたことは間違いない」と容疑を認めているということです。

この丁字路交差点付近の人は、その危険性を指摘しています。

【事故現場脇の飲食店店主】
「右折が事故が多いとこなんです。2年に1回くらいは事故があるかな」
「黄色でよくスピード出して来る」
「黄色信号でも突っ込みたい人が多いんだよね」
「事故があったと聞いて、またかと」

【事故現場脇のマンション管理者】
「ここは子どもが多く通るわりには、事故が多くてですね、やっぱり気をつけてほしいなと思っています」

警察で車が女の子をはねたいきさつを詳しく調べています。

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