先月、衆議院島根1区の補欠選挙で与野党一騎打ちを制し、当選を果たした立憲民主党の亀井亜紀子議員が7日、国会に初登院しました。
一方で、歴史的敗北を喫した自民党の錦織功政さんは7日、茂木幹事長を訪問しました。
通常国会会期中の7日、自民党候補を大差で破り2年半ぶりに国政復帰を果たした立憲民主党の亀井亜紀子議員は、国会に姿を見せました。
立憲民主党 亀井亜紀子議員
「ようやく帰ってきた。それも選挙区で勝ったので、堂々と帰ってこられて良かった。立憲民主党は全国政党ですし、地方選出の議員がたくさんいますが、どうしても地方は人口が少なく議員が少ない。地方の声、従来自民党が拾っていたであろう地方の声をしっかり国会に伝えていきたい。」
先月の補欠選挙で全国唯一となった与野党直接対決を制し、1996年の小選挙区制導入以降、自民党が独占して来た島根1区の議席を獲得した亀井議員。
自民党派閥の裏金問題などに対する有権者の反発を受けての当選だけに、亀井議員の国政での活動に注目が集まります。
一方で、歴史的敗北を喫した自民党の錦織さんは7日、細田重雄県連会長らとともに選挙応援のお礼に茂木幹事長を訪ねたということです。
この週末に行われたJNNの世論調査。
次の衆院議員選挙で「政権交代」を望む人が「自公政権の継続」を上回ったことがわかりました。
来年10月に衆議院が任期満了を迎えるなか、次の衆院選で「自民・公明による政権の継続」か「立憲民主党などによる政権交代」のどちらをのぞむか聞きました。
その結果、「自公政権の継続」は前回の調査から2ポイント増えて34%、「政権交代」が6ポイント増えて48%でした。
また、自民党の中で、次の総理にふさわしい人を聞いたところ、1位は石破元幹事長(24.2%)で3月の調査から5ポイントあまり上昇しました。2位には小泉元環境大臣(14.1%)、3位には河野デジタル大臣(8.4%)が入りましたが、それぞれ下落しています。
岸田総理(4.5%)は7位でした。
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