青森県りんご協会が毎年行っているリンゴの開花量調査が7日に始まり、調査した弘前市の園地では、2024年の花の量が十分であることが分かりました。

リンゴの開花量調査は、県の委託を受けた県リンゴ協会が毎年行っていて、7日は、弘前市下湯口にある斉藤 力さんの園地で行われました。

調査員が、園地にある「ふじ」と「王林」の花の数やつき具合などを調べたところ、下枝にはまだ咲いていない木があるものの、全体で見るといずれも十分であることが確認されました。

2024年のふじの開花は4月27日と例年より1週間早く、霜の被害も懸念されましたが、斉藤さんの園地では被害はなく、病害虫も確認されなかったということです。

県りんご協会 櫻庭佑人技師
「昨年の暑さの影響でうまく花芽が形成されずに開花量不足という園地もあるので、いまある花実をしっかり守って、よい高品質なリンゴを作っていただければと思います」

リンゴの開花量調査は7日~9日までの3日間、県内の約70か所のリンゴ園で行われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。