自宅で開いたエステ店で、医師の資格がないのに複数の客に対し美白効果をうたった点滴を行ったとして、フィリピン人の女が5月7日、医師法違反の疑いで逮捕されました。

医師法違反の疑いで逮捕されたのは、浜松市中央区雄踏町宇布見に住むフィリピン国籍のエステテシャンの女(44)です。

警察によりますと、女は医師の資格がないのにも関わらず、2021年7月頃から2023年10月頃までの間に、自宅で2人のフィリピン人女性に対し美白効果をうたった成分不詳の点滴をした疑いがもたれています。

2024年2月、施術された客の知人から警察に「免許がないのに点滴をしている」などと通報があり、発覚しました。

点滴は1回につき1万円から1万5000円ほどで施されていて、点滴を受けた人の中には、何度も針を刺されて腕が腫れるなどの健康被害が確認されているということです。

女は自宅でエステ店を経営していて、美白効果のある点滴のほか、シミ取りや二重の整形などもしていたとみられます。

警察は女が容疑を認めているかどうか、明らかにしていません。

女はフィリピン人ネットワークの口コミやSNSなどで客を集めていたとみられ、警察は余罪などについて追及していく方針です。

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