青森県七戸町の私有地に男性の遺体を遺棄したとして、会社経営者の男ら2人が逮捕された事件で、遺体の発見場所では頻繁に土砂を捨てる作業が行われていたということです。

逮捕された会社経営者・十枝内伸一郎容疑者と、会社員・竹内洋容疑者は2月上旬、七戸町内の私有地に元従業員の谷名幸児さんの遺体が入ったプラスチック製の容器を埋めた死体遺棄の疑いが持たれています。

警察によりますと、谷名さんの遺体は死後、数か月経っていて死因は多発性肋骨骨折による出血性ショックのほか、窒息の可能性もあるということです。

遺体が見つかった場所は十枝内容疑者の会社とは別の会社が所有する私有地です。近隣住民によりますと、この場所では頻繁に土砂を捨てる作業が行われていたということです。

近隣住民は
「(大型トラックで)持ってきている土は、どこから持ってきているかわからない。あっちは全部埋めたて地になっている」

警察は十枝内容疑者らを送検し、事件の全容解明を進める方針です。

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