4日夜、オホーツク海に面した斜里町の自宅で、60代の父親の頭を包丁で切りつけ、殺害しようとしたとして、23歳の男が逮捕された事件…警察は、凶器とみられる包丁を自宅の外で発見、確保していたことがわかりました。

 6日午前、検察庁に身柄を送られた斜里町青葉町の無職、川口僚生(りょうき)容疑者23歳…4日午後8時半ごろ、自宅で同居している60代の父親の頭を包丁で切りつけ、殺害しようとした疑いが持たれています。
 父親は頭の骨を折るなどの重傷とみられるものの、命に別状はありません。

現場は、親子が同居している斜里町の自宅

 警察によりますと、事件当時、現場に居合わせた川口容疑者の母親女性が「息子が父親を切りつけた」と通報、駆け付けた警察官が調べをすすめ、その場で川口容疑者を逮捕していました。

凶器とみられる包丁は、自宅の外で確保

 また、その後の調べで、川口容疑者は自宅の外に凶器とみられる包丁を捨てていましたが、警察が発見、確保していたことが新たにわかりました。

川口容疑者は「パパを切りつけたことは、間違いない」

 これまでの取り調べに対し、川口容疑者は「パパを切りつけたことは、間違いない」などと話し、容疑を認めているということです。
 警察は当時の状況や動機などについて、引き続き調べをすすめています。

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