長野県内では5日、北アルプスの鳴沢岳で滑落して大けがをした男性が救助されるなど、少なくとも4件の遭難が発生し、合わせて3人がけがをしました。

5日午前7時半ごろ、北アルプス鳴沢岳の標高およそ2460メートルの新越乗越(しんこしのっこし)付近にいた兵庫県西宮市の会社員の男性57歳から警察に救助要請がありました。

男性は、3日に単独で入山し、針ノ木岳を経由して爺ヶ岳方面へ縦走していたところ、4日に滑落し、5日に新越乗越付近で行動不能となり、救助を求めたということです。

5日午前9時半すぎ、県警がヘリで救助して病院に運び、男性は右足首の骨を折る重傷の模様です。

長野県内では5日にこのほかに少なくとも3件の遭難が発生し、このうち、青木村の子檀嶺岳(こまゆみだけ)では上田市の自営業の男性68歳が、軽井沢町の離山(はなれやま)では東京都の歯科医師の女性48歳がそれぞれ転倒して軽傷の模様です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。