今週末に向けての27日(金)28日(土)頃は再び強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に雪の量が多くなるおそれがあります。帰省や旅行の際は交通情報をこまめに確認したほうがよさそうです。31日(火)は寒さが和らぐものの、年末年始にかけて厳しい寒さが続きそうです。

衛星画像 23日午後2時 気象庁HPより

あす24日(火)も寒気の流れ込みが続き、日本海側は北日本を中心に雪が降るでしょう。午後になると西から冬型の気圧配置が緩んでくるため、山陰や近畿北部は雪の範囲が狭くなりそうです。25日(水)は高気圧に覆われて広く晴れとなる見込みです。日本海側でも晴れ間が出るでしょう。積雪が急に増えた所では、なだれや屋根からの落雪にご注意ください。

日本気象協会 tenki.jpによりますと、26日(木)は低気圧が北海道付近からオホーツク海へと進み次第に冬型の気圧配置に変わる予想です。

北海道や東北の平地は、降り始めが雨でも、夜になるにつれて雪の範囲が広がるでしょう。27日(金)から28日(土)頃をピークに強い寒気が流れ込み、日本海側では雪の量が多くなりそうです。

クリスマスイブにかけての寒気よりも強いレベルの所もあり、太平洋側にも雪雲が流れ込むでしょう。大雪による立ち往生など、交通への影響に注意・警戒が必要です。帰省などで移動が多くなる時期。交通機関の情報もこまめに確認してください。

29日(日)になると、日本海側の雪の降り方は落ち着いてきますが、30日(月)は再び山沿いを中心に強く降る所があるでしょう。太平洋側は晴れますが、年の瀬らしい寒さが続きそうです。

寒さの和らぎ一時的で元日以降は正月の寒さ

年明けにかけても、日本海側は雪や雨が降りやすいでしょう。12月31日(火)は、北陸や東北の平地では雨の所が多いですが、1月1日(水)からの3が日は広く雪が降りそうです。北日本を中心に、ふぶく所もあるでしょう。太平洋側は晴れる日が続きますが、山沿いや内陸では雪雲が流れ込みそうです。

寒さが和らぐのは一時的で12月31日(火)の最高気温は東京都心で15℃の予想です。1月1日(水)元日以降はお正月らしい寒さで、冷たい風が吹き付けるでしょう。

次に大雪と雨の動きをシミュレーションで見ていきます。

大雪と雨のシミュレーション 23日(月)

大雪と雨のシミュレーション 24日(火)

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