年の瀬の話題です。しめ縄発祥の地とされる高千穂町の天岩戸神社で、ご神体の天岩戸のしめ縄を張り替える神事が行われました。

これは、神話に描かれた「天岩戸注連縄張神事」を伝統行事として後世に残そうと行われています。

張り替えるのは、ご神体の天岩戸にかかる長さおよそ20メートルのしめ縄。

神事では、佐藤永周 宮司が祝詞をあげたあと高千穂高校弓道部の甲斐笑里さんが鏑矢を放ったのを合図にしめ縄が張られます。

天岩戸は、高さ120メートルの中腹、地上50メートルの険しい岸壁で張り替え作業は登山家4人が行いました。

(天岩戸神社・佐藤永周宮司)「世の中・地域がこのまま去年と同じように平和だったということでもありますし毎年張れることがありがたいことだなと思いながら神事を行っています」

神社では、午後1時から手力男命に由来する岩戸投げ大会が開かれます。

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