通行料の引き上げなど来年夏の富士山の登山規制について山梨県が新たな方針を地元に説明し、地元からは観光との両立を求める声が聞かれました。

富士山 5合目ゲート 山梨・吉田ルート

富士山の登山規制について県は来年夏から保全協力金を廃止し、4000円に上げた通行料に一本化し、五合目ゲートの閉鎖時間は2時間前倒しした午後2時から翌午前3時までにする方針です。

20日は富士吉田市で説明会が開かれ、山小屋関係者や観光業者らから反対の意見はでませんでしたが、観光との両立を求める声が聞かれました。

富士山五合目観光協会 小佐野昇一会長

富士山五合目観光協会 小佐野昇一会長:
「来年度に向けて色々規制が強化されていくわけなんですが、観光の部分から考えていくと(影響が)出てくることが想定されるので、ぜひ慎重な審議、広報をしていただきたい」

県は地元関係者から理解を得たとして、2月の県議会に条例の改正案を提出することにしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。