弘前市の「中心市街地のこれから」について櫻田宏市長は、弘前商工会議所との懇談の中で「健康」をキーワードにした「にぎわい創出」を提起しました。
懇談会は商工会議所が10月に市へ最重点要望として「中心市街地活性化の促進と新たな計画策定」を求めたことに市が応える形で実現しました。
懇談では、今井高志会頭が「中三の閉店で下土手町は商店街の機能を果たしていない状況まで落ち込んでいる」と苦境を訴えたほか、副会頭からは「未来像を早く打ち出して、市民に情報発信してほしい」などの意見が出されました。
これに対して櫻田市長は「中心市街地に何が求められているか整理が必要」とした上で、整備を進めている健康増進複合施設の活用など、「健康」をキーワードにした「まちのにぎわい創出」という持論を展開しました。
※弘前商工会議所 今井高志 会頭
「どうやって経済を活性化していくのか人々を健康にしていくのか、もう少し具体的にビジョンを示してほしい」
※弘前市 櫻田宏 市長
「(中心市街地を)何とかしなければいけない。その手法をどうするのかということが、これからの意見交換のテーマになっていくと思う」
懇談では、双方ともスピード感を持って取り組んでいくことで一致したということで、今後も協議を重ねていくことにしています。
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