上皇ご夫妻は4日午後、作曲家・團伊玖磨さんの記念コンサートを鑑賞されました。

上皇ご夫妻は午後4時すぎ、「團伊玖磨生誕100年記念コンサート」を鑑賞するため、東京・千代田区の「紀尾井ホール」を訪問されました。

ホールに入る際、ご夫妻は沿道で手を振る子どもたちに笑顔で応じられました。

ご夫妻はコンサートの第二部から鑑賞し、「祝典行進曲」や混声合唱組曲「筑後川」など團さんが作曲した名曲をおよそ1時間にわたり楽しまれました。

コンサート終了後、多くの観客が沿道で待ち受ける中、上皇ご夫妻は車の窓を開けて、にこやかに手を振りホールをあとにされました。

團伊玖磨さんは1959年、当時、皇太子だった上皇さまの結婚を祝う「祝典行進曲」を作曲したことで知られています。「祝典行進曲」は1964年の東京オリンピックでも演奏されるなど、戦後を代表する行進曲となり、現在では学校の体育祭などで広く演奏されています。

團さんは1999年には文化功労者に選ばれ、2001年に亡くなりました。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。