茅野市では、厳しい寒さを生かした寒天作りが行われています。
茅野市宮川の五味喜一(ごみ・きいち)商店では、12月7日から寒天作りが始まっていて、20日も担当者が白い息を吐きながら、寒天のもととなる「ところてん」を屋外に並べる「天出し」の作業が行われていました。
「天出し」は、海藻を煮出して固めたところてんを10日ほどさらし、凍らせながら乾燥させるものです。
氷点下7度前後が適温だということで、朝晩寒く、日中よく晴れる“寒天日和”が続いているため、作業は順調。
1日およそ1万2,000本を干し場に並べます。
五味喜一商店 五味昌彦さん:
「幸先良いスタートでよいと思う。原料と寒さと人とどれも重要なんですけど、一番どうにもならないのが寒さなんですよ」
寒天作りは2月上旬まで続きます。
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