熊本市の大西一史(おおにし かずふみ)市長に、2024年の市政運営の自己評価を聞きました。市役所本庁舎の建て替え問題や市電で相次いだインシデント、改善しない交通渋滞。今年も熊本市政をめぐるさまざまな動きがありましたが、大西市長の自己採点やいかに?
〈聞き手:RKK 後生川凜アナウンサー〉
【評価】今年の市政は何点?ポイントは
大西一史 熊本市長「難しいけど頑張ったということで、ズバリ『70点』です。子育て支援とか、未来に向けた子どもに向けた取り組みはかなり進んだかなと」
医療費助成の対象を高校生まで拡充して1年が経ち、市民に一定程度満足してもらえた年だと自負します。
また、以下の項目もポイントとしてあげました。
▼観光消費額が過去最高を記録(2023年熊本市観光統計・今年発表)
▼企業立地も過去最多を記録(2023年度事績・今年発表)
▼観光客など多くの人が熊本に来たこと
▼能登半島地震被災地への支援を通して防災力が向上したこと など
【課題】渋滞・熊本市電…交通にまつわる対策は
大西市長「特に交通渋滞の問題は、みなさんが口を揃えて『ひどくなった』とおっしゃいます」
政令市ワーストとされる交通渋滞や熊本市電の脱線事故、相次ぐ信号の見落としなどのインシデントなど、交通にまつわる課題が多かったと振り返ります。
後生川凜アナウンサー「あと30点プラスされれば100点になりますけども」
大西市長「渋滞を解消するって本当難しいじゃないですか。今やってますけどね」
大西市長は、交差点の改良や公共交通の利用促進など、地道な取り組みも進めていると強調しました。
大西市長「みなさんには我慢していただくことが多いと思いますけど、ちょっとずつ実感していただいて、いつのまにか渋滞があまり気にならなくなったな、となるのが理想だなと思います」
【番外編】市長のひとり言「これだけは伝えたい!」
『どのメディアでも報じられなかったが、これだけは伝えたい!』ということを聞きました。
後生川アナ「“大西一史のひとりごと”を。ほんとひとり言のように呟いていただければ」
大西市長「じゃかじゃん!『ダイエット成功!!』」
後生川アナ「何キロ?」
大西市長「10キロ」
後生川アナ「えっ!10キロ!?」
大西市長「そう。やせたでしょ?」
大西市長「これ、けっこう褒めてもらいたいと思うんですけど」
大西市長、なんと80キロオーバーから71キロに、半年で10キロの減量に成功したんだとか。たしかに4月の映像は、かなりふっくらしているように見えます。食事制限や筋トレなどで頑張ったそうです。
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