児童のテストや日記を写真に撮り、からかうような言葉とともにSNSに投稿したとして、鹿児島県教育委員会は、小学校の20代の女性教諭に懲戒処分を出したと発表しました。
減給1か月の懲戒処分を受けたのは、北薩地区の小学校に勤務する25歳の女性教諭です。
県教委によりますと、女性教諭はおととし5月から今年6月までの間、担当するクラスの授業の様子や集合写真、テストや日記などの画像や動画を、顔や名前が分かる状態でSNS上に投稿した上で、複数の児童に対する不適切な文言や、テストや日記の内容をからかうような文言を書き込んでいました。
女性教諭はあわせて少なくとも13回投稿し、SNSは特定の人だけが見られる状態だったということです。
今年9月、県のホームページに匿名で情報提供があり、発覚しました。
女性教諭は、「教員としての大変さを伝えるのに、言葉選びを間違えてしまった。学校外において教師という自覚がかなり薄れていた」と、話しているということです。
また、大島地区の小学校に勤める44歳の女性の教頭は、今年4月、奄美市の県道で4歳の女の子を乗用車ではね、死亡させたとして、減給1か月の懲戒処分を受けました。
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