いわゆる「闇バイト」に参加する人を集めるため、募集に関する指示をしたとして、熊本地方検察庁が暴力団幹部の男を起訴しました。

12月18日付で職業安定法違反などの罪で起訴されたのは、指定暴力団道仁会系組幹部の西村達哉(にしむら たつや)被告(28)です。

起訴状などによりますと、西村被告は今年10月、仲間と共謀してSNS上に「高収入の1週間バイトしたい人」などと投稿し、特殊詐欺の受け子を募集した罪などに問われています。

この事件を巡っては、西村被告の指示を受けて闇バイトを募集したとして、熊本市に住む10代の姉弟や住所不定で19歳の無職の男も逮捕され、いずれも12月17日までに家裁に送致されていました。

警察は、逮捕当時から「捜査に支障がある」として西村被告の認否を明らかにしていません。

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