17日、青森市の中学校で、包丁を使って女子生徒にけがをさせたとして同じ学校の男子生徒が逮捕された事件で、市の教育委員会は市内の小中学校に対し、安全管理の徹底に関する通知を出しました。
青森市の中学校に通う3年生の14歳の男子生徒は17日、校内で包丁を使って同じ学年の15歳の女子生徒の首に1週間程度のけがをさせた疑いが持たれています。
警察の調べによりますと、包丁は刃渡り約15cmで男子生徒は休み時間に包丁を持って、もみ合ったことを認めているということです。
この事件を受けて、青森市の工藤裕司教育長は改めて生徒への指導徹底を図ると話しました。
青森市 工藤裕司 教育長
「逮捕事案が発生し大変残念。捜査中ということであるが、関係生徒、当該校の生徒の心のケアを図ることと、生徒指導の徹底図っていく」
青森市教育委員会は18日午後、市内の小中学校に対し、児童生徒の安全管理の徹底に関する通知を出しました。
通知では「思春期に関する問題等も踏まえ、道徳、学級活動、全教育活動を通して心の教育の充実を図ること」など、各学校に対して、安全管理体制に万全を期すよう求めています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。