東京・池袋にある県のアンテナショップが15日、最後の営業を終えました。宮城出身者ら多くの人が訪れ、別れを惜しみました。

JR池袋駅の近くにある「宮城ふるさとプラザ」は2005年にオープンし、宮城の特産品を販売してきましたが県は、高額なテナント料などを理由に閉店を決め15日、最後の営業日を迎えました。店内は閉店を惜しむ人たちで混雑していました。

訪れた人(仙台出身東京在住):
「さびしい。ずっと東京にきても仙台・宮城のものが身近にあるのはアンテナショップがあるから」

運営を担ってきた県物産振興協会は来月から日本橋茅場町に仮設の店舗をオープンさせ再来年3月頃まで営業を続けることにしています。

宮城ふるさとプラザ 大蔵国孝店長:
「20年間やってきた歴史がこれだけ多くのお客様に足を止めて見送ってもらえたのかなと思う。これからも宮城県産品、ふるさとプラザを応援してもらえれば」

県物産振興協会では新店舗への移転費用などを募るクラウドファンディングを12月27日まで行っています。

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