2023年9月、高知県高知市の山中で男性2人が集団で暴行され、一人が死亡した事件の裁判員裁判が結審しました。

起訴内容によりますと高知市の永橋雄翔被告(26)は、2023年9月、高知市一宮の山中で、共犯者と共謀し、男性2人に集団で暴行を加えて1人を死亡させた、傷害致死などの罪に問われています。

16日の裁判員裁判で検察官は、「一方的に暴行を加え続けた残虐な行為」と指摘。「被害者の行動が発端となっているものの、問答無用で人を集め、弁解を聞くことなく、実行していて極めて反社会的で悪質」と述べ懲役12年を求刑しました。

一方弁護人は、「共謀していたことは認めているが、2人に暴行は一切加えていないので、共犯者よりも罪が軽くあるべき」と主張。「被告は、自分の浅はかさを振り返り、反省している」として、懲役5年が相当としました。判決は、23日に言い渡されます。

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