新潟県新発田市佐々木で商業印刷や事務用印刷を手掛けていた『エンジュ』が、破産を申請する見込みであることが16日にわかりました。民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、販売不振が原因とみられています。
1934年に設立された合資会社に由来する『エンジュ』は、1995年に株式会社へ移行。オフセット印刷による各種印刷物の製造を手掛け、 折込チラシの他、事務用印刷物や定期刊行物の印刷も行い、2012年9月期は8億1259万円の売上高を計上していました。
しかし、折込チラシの需要低下や同業他社との競合もあり、売上高は減少基調に。
2020年以降の売上は3億円台が続き、2023年9月期の売上高は3億3033万円となっていました。また、2013年からは赤字損益の状況も続き、債務超過額も1億2035万円に拡大し、今後の事業継続が困難と判断した模様です。
負債総額は、2023年9月期の時点で6億1437万円だということですが、現在も精査が続いているということです。
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