柏崎市沖で座礁事故を起こした新潟海上保安部の巡視船「えちご」が修理を終え、およそ2年ぶりに新潟西港に戻ってきました。
【記者】「巡視船「えちご」が新潟港にその姿を表しました」
14日午前10時半、新潟西港に入港した新潟海上保安部の巡視船「えちご」。
「えちご」は去年1月、柏崎市の沖合で灯台の明かりを確認しようと陸に近づいた際に座礁し、京都の舞鶴や北海道の室蘭の造船所で調査や修理が行われていました。
当初12月10日に新潟西港に入港する予定でしたが、9日に北海道の函館沖でエンジンのトラブルが発生し、原因究明のため入港が延期となっていました。
【新潟海上保安部松本孝典部長】「長期間留守にしてしまい、皆様にご心配をおかけしたこと重ねておわび申し上げます。巡視船「えちご」が帰ってきましてこれで全ての体制が整いました。引き続き適切に業務に当たっていきたい」
修理には約20億円かかったということです。今後は海上の治安の維持や自然災害などに対応していくということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。