本格的な雪のシーズンがやってきました。

福岡管区気象台の発表によると、普段雪が降らない九州北部地方でも、14日未明から15日午前中にかけ、山地を中心に雪が積もるところがあるとしています。

普段雪が降らない地域では、少しの積雪で歩行者が滑って転んでしまうことがよくあります。

転ぶと・・・イタイですよねー。

路面が凍結するなどして、道路状況が悪くなった雪道では、車のスリップ事故はもちろん、歩行者も十分な注意が必要なのです。

そんな雪道を安全に歩くには・・・

「ペンギン歩き」です!!

普段、みなさんはどう歩いていますか?かかとから着地して、つま先で蹴りだしていませんか?それが・・・滑るもとなのです。

小さい点に体重をかけると滑りやすくなるんです。

だから、ペンギン歩き!

以下、首相官邸のホームページに記載されている内容です。

・小さな歩幅で歩きましょう
歩幅を小さくし、そろそろと歩く「ペンギン歩き」が基本です。

・靴の裏全体を路面に付けて歩きましょう
体の重心をやや前におき、できるだけ靴の裏全体を路面につける気持ちで歩きましょう。
また、履物は靴底が滑りにくいものを選びましょう。(摩擦係数の高いゴム長靴等)

わかりやすく言うと・・・点ではなく、足の裏を面ととらえて、その面で歩くイメージです。

ペンギン歩きで、雪道を慎重に安全に歩きましょう!

・その他
転んだときために、帽子や手袋をするなど、身に着ける物の工夫も安全対策の一つです。
両手をポケットに入れて歩いたり、飲酒時もバランス感覚が鈍り危険です。また、屋根の上の雪や氷が落ちてくることがありますので、屋根にも目を配り歩きましょう。特に、暖かい日は要注意。

覚えておきたい滑りやすい場所

さらに、首相官邸のホームページには、歩行者の事故が多く発生している滑りやすい場所が挙げられています。

・横断歩道の白線の上
乾いているように見えても薄い氷膜ができて、滑りやすくなっている場合があります。

・車の出入りのある歩道(駐車場の出入口、ガソリンスタンドなど)
出入りする車のタイヤで路面上の氷が磨かれ、非常に滑りやすくなっている場合があります。

・バスやタクシーの乗り場
踏み固められて滑りやすくなっている場合があります。また、歩道と車道との段差にも注意。

・坂道
上りよりも下るときの方が滑って転びやすく危険です。下るときは特に注意しましょう。

・ロードヒーティングの切れ目
雪や氷が融けておらず段差ができて、部分的に滑りやすい状態になっていることがあります。

雪が降れば、滑りやすくなるだけではなく、道路の幅が狭くなることもあります。雪道には細心の注意を払いながら歩きたいものです。

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