今年も残すところあと2週間余りとなりました。各地で正月準備が進んでいます。

鹿児島市の照国神社では、年末恒例の「すす払い」が行われました。
今年1年のすすやほこりを払い清めて新年を迎えるための神事です。

5人の巫女が長さおよそ5メートルの笹竹を使って、本殿などにたまったすすを払い落しました。

また、13日は初詣を前に、破魔矢や熊手などの縁起物やお守りを確認したり、来年の干支・ヘビを描いた幅6.5メートルの絵馬を設置したりしました。

(照国神社巫女 横山流那さん)
「来年は巳年なので夢や目標が実(巳)を結ぶような、皆さんにとって幸多い1年になるよう願っている」

照国神社では、正月三が日で25万人から30万人の初詣客を見込んでいます。

鹿児島市の仙巌園では、高さおよそ3メートル・直径1.8メートルの「大門松」がお目見えしました。

竹の切り口は節の部分を残して、人の笑顔に見えるようにカットしています。さらに、健康や長寿を願う松の枝、「難を転ずる」との願いを込めた南天などを飾りつけ、およそ3時間かけて完成しました。

(仙巌園業務企画課 馬庭伶奈さん)「伝統を引き継いでいる大門松と一緒に、みなさんと一緒に新年を迎えることができるように願いを込めています」

仙巌園の大門松は、来年1月7日まで設置されています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。