早くもお正月の話題でしたが、年末年始、皆さん旅行や帰省の予定は立っているでしょうか。
カレンダーを見てみると、正月三が日と、土日の12月28日・29日、1月4日・5日、これに、12月30日・31日も休みとなれば、最大9連休となります。
9連休は2019年以来、5年ぶりで、「奇跡の9連休」とも呼ばれています。
県内では年末年始、すでに客室の9割が予約で埋まっているホテルもあり、交通機関の混雑も予想されています。
(記者)「5年ぶりの9連休となる年末年始。街の皆さんはどのように過ごすのでしょうか」
(8歳)「神戸のおばあちゃんちに行きたい。ご飯が食べたい」
Q.何が食べたい?
「天ぷら」
(10代 大学生)「広島に行きたい。修学旅行がコロナでなくなったので、未練がある」
一方、円安や物価高の中、こんな声も。
(20代 サービス業)「八重山(鹿児島市)にキャンプに行く。極力消費を抑えたい」
(20代 助産師)「福岡の大宰府で初詣して年を越す。国外は物価が高いからあんまり」
旅行大手JTBの調査によりますと、九州に住む人の旅行先では、「沖縄県を含む九州地方」が全体の半分以上で最も多く、「近場」や「国内」が大半を占めています。
鹿児島市の城山ホテル鹿児島です。年末年始、355ある客室はすでに9割が埋まっていて、桜島が望める客室はキャンセル待ちだといいます。
(城山ホテル鹿児島 渡千左代・専務執行役員)「今年は3か月前から予約する人もいて、(予約者数は)去年よりだいたい1割増しで推移。円安で(海外が)高い印象になってしまい、国内の客が増えている傾向」
年末年始の予約のうち、6割以上が関東など県外からで、コロナ禍前の2019年、同じく最大9連休となった年末年始と比べても、予約は5%ほど増えているということです。
また、直行便が再開した中国や韓国からの宿泊客も多く、ホテルでは、年越しそばや、餅つき、書き初めなど日本文化を楽しめるイベントも準備しています。
(城山ホテル鹿児島 渡千左代・専務執行役員)「鹿児島のおいしい食事を召し上がってもらいたい。日頃あまり触れる機会がないような、日本の文化を楽しんでいただき、日本らしい正月を過ごしていただきたい」
最大9連休となる、年末年始。JR九州によりますと、九州新幹線の指定席の予約数は、今月10日時点で、上下線あわせておよそ13万席で、去年よりおよそ19%増えています。
旅行や帰省の計画は早めに立てるのが良さそうです。
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